サマーセミナー2023報告①
ロッテンブルグ林業大学校との連携によりSummer school2023 が岐阜森林文化アカデミー・岩手大学・信州大学・鹿児島大学と共にドイツで開催されました。
今回は4大学37名の参加となります。なお、新型コロナウィルスの影響で3年ぶりの開催となった昨年は、本学含め2大学13名の参加者でした。(コロナ前の2019年は8大学53名)
岐阜からはクリエーター科学生2名・引率教員1名の3名で参加しました。
なお、3名ともドイツは初渡航です!
【サマーセミナー1日目】9月18日(月)
フランクフルト中央駅へ現地時間10:00に現地集合。
長距離移動のため、余裕をもって各自1~2日前にフランクフルトへ到着です。
まずは、大型バスで最初の訪問場所であるBad WildbadのBaumwipfelpfad Schwarzwald(黒い森の樹冠散歩ができる空中回廊:以下Tree Top Walk)を目指します。
Tree Top Walk入口
Tree Top Walkは全長1250mの木造の回廊(最高で地上20m)です。回廊の最後には40mの高さのらせん状のタワーがあり、「黒い森」を一望することができます。タワー中央には地上まで滑り降りる、らせん状のスライダーがあり、一人一回2ユーロで楽しめます。
木造の回廊
モミの頂上部(マツカサが多数見られます)
実をつけたブナ
植林をせずとも実生が下層に控えているため、択伐により複層林が成立しています。(画面中央がトウヒ)
回廊から見た樹冠
高さ40mのタワーを見上げて(中央部の金属のらせんがスライダー)
タワー最上部から見た林冠の様子
地上より撮影(日本で見かける下層植生よりだいぶスッキリした印象)
Tree Top Walkを見学後は宿泊場所となる修道院(Liebfrauenhoehe)へ移動
翌日はロッテンブルク大学にて講義と演習林の見学です。
報告:クリエーター科1年 瀬下 真弘