林業学生がマーケティングを学ぶ
クリエーター科2年生の科目「木材マーケティング」を実施しました
本科目では、林業専攻の学生が木材の流通やマーケティングについて現地視察を通じて学んでいきます
林業の主軸となるのは「山を管理し木材を生産する」ことですが
果たして樹を伐れば売れるのか?より高く売る為にはどんな工夫が必要なのか?
まずは長年岐阜県内の木材流通に携わっている県産材流通課の中通氏から
「マーケティングの基本」「木材の利用形態」「品質」「県内の流通」等の最新情報を提供いただきました
普段目にする数値の背景には何が起きているのか!等丁寧に説明していただきました
膨大な情報量でありながらも、身近なモノで例えたりシュミレーションをしながら楽しく時間が過ぎていきました
そして
現地視察として「加子母森林組合」を訪問しました
対応していただいたのはUターンで加子母森林組合に所属している安江愛子さん
「モクモクセンター」には様々な木製品が並んでいますが
置かれている商品の背景や加子母に来る客層について等を伺いました。商品のラインナップや照明などの見せ方にも変遷があり様々な工夫がこなされているようです。
精油や共同開発したハンドクリームなども店頭に並んでいます
森林組合としての購買エリアには一般の人も手に取りやすい商品も並んでいるのが印象的でした
加子母森林組合は加工事業も行っており、様々な木工機械やレーザー加工機も導入しています。訪問した日はあいにくの雨天でしたが、工場は賑やかに稼働しています。
施業班だけでなく市場や販売、加工、イベント出店等様々な展開を行っているからこその強みを感じました。
授業前半の報告は簡単ですがここまで。後半はまた一味違った現場を視察してきましたので改めて報告したいと思います。
報告:新津裕(ユタ)