【報告】ぽいぽい材で製材体験
森林文化アカデミーの目玉といっても過言ではない⁉製材機を活用したプロジェクト授業が始まろうとしています。
その先駆けとして5/18(土)に製材について学んでみようという機会を、同日開催していた「ぽいぽい材で森を盛り上げるものづくり」の裏企画として、木造建築専攻の吉野先生主導のもと行いました。
参加したのは同じく木造建築建築の石原先生、そしてクリエイター科の有志のみなさんです。
「今年の一年生は製材に関心のある方が多い」という吉野先生の言葉通りに、朝早くから製材棟に集まりました。
まず初めに今回挽く材の観察と、製材をするにあたってひととおり押さえておく事項を学びました。
今回はぽいぽい材(≒曲がっていたり、目回りが入っているなど価値が低いとされている材)を挽くため、どのようにしてまっすぐな材を取るか悩みました。
初めて間近で製材機を見るという方も多いため、頭に入れておく知識も多く、とにかく頭をフル回転させていたと思います。
木取りを決めたらいよいよ製材開始です!
一人あたり一本の材を挽いてみました。
始めは「たくさんスイッチがあるけどどれがどれだか…」となっていましたが、作業をこなすうちに段々と板についてきました。
初めて挽いた板をじっくり観察しています。「今年の一年生は製材への関心が高い」ということを改めて実感!
今回製材された板は自力建設の木材として活用される予定です。
柱はとりずらいかもしれないですが、ぽいぽい材からもこうして材が取れることに感激しました!
アカデミーのように、製材機を使うことのできる機会は滅多にありません。
川上から川下のつながりがあるアカデミーだからこそ、川中の製材についても学ぶ機会を増やして、他専攻同士の連携をより深めていきたいですね!
クリエーター科林業専攻1年 米澤 翼