クリエータ科の「樹木・木材同定実習」が始まりました!
今日から、クリエーター科1年生の「樹木・木材同定実習」が始まりました。
この実習では、葉や枝で60種類、木材で12種類の樹木を見分けられるようになることを目指しています。
実習の内容は、学内や演習林、周辺地域で標本用の枝を採取することからスタートします。その場で採取した枝を使って、見分けるポイントを解説するだけでなく、その樹種の生態や利用方法についても説明します。
今年度は授業時間が増えたことで、昨年度よりもゆとりを持って樹木の生態や利用について学ぶことができます。学生たちも1本1本の樹木と丁寧に向き合い、熱心に取り組んでいました。
枝を採取した後は、それらを樹種ごとに仕分けて標本を作成します。枝を新聞紙に挟み、ダンボールで押さえた後、送風乾燥機で乾燥させます。乾燥した枝や葉をスケッチブックに貼り付けて、押し葉標本が完成します。
このように、実習を通じて樹木を詳しく学び、標本作成の技術も身につけることができます。学生たちがこれからどのように成長していくのか、とても楽しみです。
エンジニア科でも「樹木と木材の同定」実習を行っています。興味のある方は下記をご覧ください。
林業専攻 中森