シミュレーションで学ぶ:En救急救命講習
森と木のエンジニア科は2年生になると「林業コース」「林産業コース」に分かれ
より実践的な学びを深めていきます
つまりは現場での活動がより多くなるわけですが
現場に沿った活動が増えれば事故や怪我が起きるリスクも無視できません
そこで、美濃消防署から講師をお招きし「こんな場面ではどう対処する?」とういうシミュレーションをベースにした実習を行いました
楽しい雰囲気で最初は笑い声で溢れていましたが、いざ事故を想定した場面に出くわしてみると
「???」という状態でとりあえず心肺蘇生を試んでみますが、色々と頭の中から確認事項が抜けてしまいます
・119番には電話したものの、状態や場所が伝えられていなかった
・本人は意識があるのに、思い込みで手当てを進めてしまった
テキストや屋内の練習では救急法の形は記憶できますが、場所が変わるとそうはいきません。
しかし、とある学生の率先して駆け寄り相手を指名して「あなたは〇〇してください!」という関わりを非常に褒めてもらえました。案外日本人は誰かがやるだろうと傍観してしまいがちだそうです
事故が無いのが一番ですが、何かが起こった際の対応を定期的に練習しておくことは
誰かの命を救う確率をあげます
学生の皆さんには、日本の森と森で活動する人を守ることが出来るスペシャリストを目指していただきたいと思います☆
報告:新津裕(YUTA)