未来の森づくりプロジェクトその2「広葉樹の森づくり」② 〜伐採・苗植え前編〜
こんにちは!林業専攻の後藤です。
今回は、広葉樹の森PJについて、計画地の伐採と広葉樹の苗植えについてご報告します。
植えるのは、トチノキ、サワグルミ、キハダ、オニグルミの苗です。
苗植え予定地には、ヒョロヒョロのヒノキと、随分前におそらく植林されたケヤキが生えていました。ケヤキの方も生育があまり良くなく、用材としての利用は難しい状態でした。
予定地は照度調査も行ったのですが、広葉樹を植樹するには暗く、もう少し明るくする必要があると分かったため、最初に予定地の伐採をすることになりました。
伐採・集材・造材と、3月の春休みを利用し、ほぼ一週間かけて行いました。
作業に必死すぎて伐採の写真を撮れておらず…。
下は、伐採した木を簡易架線(スイングヤーダ)で上の道まで引き上げている作業中の写真です。
授業で架線を学んだ学生、チェーンソーの自主練習を頑張ってきた学生の、技術の向上が発揮されていました。
伐採から集材まで、主体的に活動してくれた同じ林業専攻の佐藤くんのコメント。
「造材の時にチェーンソーのバーが挟まれたり、地面を切ってしまったり、伐倒で掛かり木になってしまったりと失敗も多かったですが、その分技術的に成長できたと思います。今までやったことのない作業や、免許を取った林業機械の実践が経験できたことも、良い勉強になりました」
伐採した木は、自分たちで製材し、建築や木工の学生に使用してもらう予定です。
後編では、苗植えと鹿ネット張りについてお伝えします。
終わり