未来の森づくりプロジェクトその2「広葉樹の森づくり」①
開学20周年を機にスタートした「未来の森づくりプロジェクト(以下未来の森PJ)」について、先日「コシアブラの森づくり」をご紹介しましたが、実は未来の森PJには、その他にも学生有志で企画したプロジェクトが動いています!
その一つのテーマとして、今回は「広葉樹の森プロジェクト」についてご紹介します。
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広葉樹の森PJが始まったきっかけは、下記のような学生のチャレンジ欲からでした。
- アカデミーの学生が、広葉樹の活用に挑戦できる森づくりをしたい!
- そのために、幅広い用途に広葉樹を持続的に使えるような、径級幅が広く、天然更新を行える有用広葉樹の森を作る。
多種多様な木・山の活用方法が模索される中、樹種も色々なものがあったら面白い。多くの木の育て方、利用の仕方を学びたいという気持ちから、ほぼスギ・ヒノキの人工林である演習林内に広葉樹の森を作る計画を立てました。
計画地は下記の4つを作成し、それぞれで広葉樹の更新・育成方法を試します。
- ホオノキエリア:常緑樹を除伐し、ホオノキの天然更新を誘導
- トチノキ・サワグルミエリア:現在の立木を伐採して苗植え
- クリ・コナラエリア:苗植え(秋植え)
- キハダ・オニグルミエリア:現在の立木を伐採して苗植え
このプロジェクトは、広葉樹の立木も木材も大好きなメンバーで計画しました。
もっと広葉樹を活用したい、その良さを、アカデミー内外に知ってもらいたいという気持ちで、これからプロジェクトを行い、その内容を発信していきたいと思います。
今後の活動報告をお楽しみに!
終わり(クリエーター科 林業専攻2年 後藤里花)