演習林から林業機械を使って伐採搬出!
6~7月に行った高性能林業機械操作基礎の実習の報告です。今年も演習林で収穫調査を行い、スイングヤーダなど高性能林業機械を用いて、伐採搬出を行いました。
エンジニア科2年生の林業コースとクリエーター科の林業専攻が合同で行っております。
この実習では、ただ演習林から伐って出すだけではなく、山の資源量調査から、収支の見積もり、作業の計画まで他の授業と連動して伐採搬出を行っています。
クリエーター科の林業専攻が、事前の資源量調査、木の売り先、収支の見積もりなどプランニングしていきます。
収穫調査後の伐採搬出実習では、参加する学生が多かったため、皆伐箇所と間伐箇所と2か所に分かれて実習を行いました。
【皆伐】
伐倒方向は?集材の向きは?造材した丸太はどこにはい積するのか?作業計画を学生たちが決めて実習です。
【間伐】
例年は皆伐と並行して間伐は行っておりませんが、学生数が多いため間伐の事業地を追加しました。事業地が2か所になると教員の手が回らないため…森林技術開発・支援センターの方に指導して頂きました。
実習終了後は、収支報告とヒヤリハットの共有を行いました。土場で丸太を集計の結果、事前の見積もりと大きな差がなく、出材できたそうです。
ヒハリハットの結果は、来年度の実習に生かしていきたいと思います。
林業専攻 杉本