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2024年07月18日(木)

刈払機の取り扱い:エンジニア科・クリエーター科

林業の花形はチェーンソーかもしれませんが、他にも木材を生産するためには多種多様な作業があります

中でも、植栽木の育成段階で非常に大切になってくるのが「下刈り」作業です

そこで登場するのが「刈払機」なのですが、この機械は少し町から離れると道沿いの草刈りや公園の手入れ、田んぼの畝刈など様々な場所で目にします。林業に限らず多くの人が使用していますが、業務で使用する場合には「安全衛生教育」を受講しなければ・させなければいけません。

操作や基礎知識・振動障害・法令を学びます

アカデミーでは林業専攻の学生はもちろん、環境教育・木造建築・木工とそれぞれの分野活動の中でも刈払機を使用する場面があります。そのため、刈払機の種類による特徴や、人を傷つけない為の機械の構造や安全装備の役割など、安全衛生教育で定められている事+αを授業時間内で賄うようにしています。

メーカーや年式によって異なる仕組みを学びます

KY(危険予知)のシュミレーションを行い想像力を養います

必要な装備と動きを確認しながらの実践

講義では細かい事を言い始めると時間がいくらあっても足りないので時間配分が難しいところではありますが、教員のリアルな体験や目の前で起こったヒヤリハットなどを共有しながら、まずは「安全」に使用できることを目指してもらいます。あくまで修了証の発行は始めの一歩です

 

報告:新津裕(YUTA)