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2024年10月22日(火)

ドイツ&ノルウェー森林環境教育視察ツアー報告 その②

 

 前回の「ドイツ&ノルウェー森林環境教育ツアー報告 その①」
https://www.forest.ac.jp/academy-archives/environmental1021/

に引き続き第2弾は、翔楓祭のポスターデザインでも活躍している
アートな学生、カミュこと石岡さんからの報告です。

実は彼女、ツアー計画段階から「森  x アート」を実践している現場を
是非見てみたい!と熱願していて、そんな彼女の熱いリクエストを
受けて訪れたのが「Eins & Alles」というテーマパーク。

 ここは、2015年にナバが初めて訪独した際に訪れた場所で、小さな
「はだしのトレイル」との出会いもここでした。ここでみたトレイルの
形が今のmorinosのトレイルの歩き始めのエリアのデザインのもとに
なっているんです。

 園内の森には、迷路、はだしのトレイル、五感の道、アート、ハンモック、
チェンソーアートなど「アート」を主な切り口に様々な体験型野外展示が
森林空間に点在する人気のテーマパークです。

 また障害者施設が園内に併設され、そこに通う人や暮らしている人たちも、
この公園の運営に関わっているというのが素敵です。年一回、芸術大学の学生たちが、
野外展示を増やしていくというプロジェクトもあり、「アート」をテーマに多様な人が
森に集い、関わり合い、創り続けている、そんな空間でした。

 日本にもこうした空間がどこかの森に生まれるといいですね。

 そんな「Eins & Alles」について、石岡さんの感想を以下にご紹介します。

 そうそう、もっと詳しく知りたい!という方は、今週 10月24日(木)17:30から
開催されるドイツ&ノルウェー森林環境教育視察ツアー報告会にご参加ください。
詳しくは → https://www.forest.ac.jp/events/environmental1008/

(ここまで なんちゃって先生 萩原ナバ裕作)

 

 ***(以下、学生の石岡さんの感想)****

森とアートが存在する場所で感覚体験をしました。

森の中のベットやハンモックに寝転がり、
見上げた空と木々たちが本当に美しかった。

今に帰ってきた。私と私が一致する感覚。
いつも私は分離してしまうから。

あの課題しなきゃとかもう少し違う言い方できたんじゃ?
とか未来と過去を行ったり来たり。

でも、感覚(五感)に意識があると今に帰って来れる。

ただここにいる。静かな頭。

きっと大切な時間、ありがとう。