2年生のインターンシップ活動報告
エンジニア科の2年生が7月と8月に行ってきたインターンシップの報告会を行いました。
エンジニア科では1、2年生が就職に向けた準備を行うキャリアデザインという授業を行っています。今回はその授業枠の中で、2年生がそれぞれに行ってきたインターンシップについて報告してもらいました。
学生達は限られた時間の中で、自分の適性や将来の方向性を考えて進路を決める必要があります。そのために、エンジニア科の授業では、多くの企業見学や企業、森林組合を招いての企業説明会を行います。一方で、実際に学生自身が、企業に赴き仕事内容を体験してくるインターンシップを行っています。1人で行くことができるインターンシップ先は限られますが、こうして情報を共有することで、それぞれに進路選びの参考にすることができるため、報告会は重要な場になります。
2年生達は様々な企業に出向いて、伐採や草刈り、重機操作や架線現場やイベント運営、工務店での図面作成などなど、多岐にわたる活動をしてきたようです。発表では「業界の現状を知れた」「事業体によって、同業でもかなり職場の雰囲気が違う」といった感想から「何を知りたいのか、具体的なメモを事前に作ってインターンに行くと良い」といった、1年生に向けたアドバイスもありました。1年生にとってはこれから臨むインターンシップにあたって、良い事前学習になったのではないでしょうか。
インターンシップはアカデミーの活動に理解を持ち、協力して頂く企業や事業体があって初めて行うことができる実習です。このコロナ禍の中、調整頂くのは大変だったと思います。ご協力頂いた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
2年生は既に就職活動が始まっています。それぞれに頑張って進路を決めていきましょう!
(余談)
今、アカデミーでは感染防止対策として、教室内の人数制限をしたりオンラインでも授業を行っています。今回の報告会も1年生と2年生(一部自宅から)と部屋を分けてオンラインで行いました。事前準備や当日の運用にいくつか課題が出ましたが、ブラッシュアップをしながら、こういう授業形式も柔軟に対応できるようにしていきたいと思います。
エンジニア科2年 担任
前野 健