次世代住宅設計演習3 プレゼン中間チェック(専門技術者研修)
次世代住宅設計演習(専門技術者研修)の3回目を開催しました。
第一回目回は、プランニング演習、第二回目は、温熱・省エネの計算を行いましたが、今回は最終プレゼンに向けて、全員の中間チェックを行いました。
最初は、木造建築専攻の学生2名のプランニングのプレゼンです。
中間チェックながら、すでにパワポで全体構成が出来上がっていました。
敷地の特徴から、日影による配置計画、断面やプランニングと、スムーズに説明されていきます。
特徴があったのはエコキュートのタンクをサニタリーに配置していたところ。通常は外部に置かれます。
参加されている実務者に聞くと、少し寒い地域に設計した際に2名の方が、室内に置いた実績があるとのこと。タンクからの放熱によって冬期はもちろん、梅雨時期の再熱にも有効で、省エネの効果が高いとのこと。
建築実務者が集まると、お互いの知見がいろいろ出てきて勉強になります。
続けて、受講生全員から中間のプランニングのプレゼンです。
平屋建てに増築していたり、総2階でコンパクトにまとめたり、地盤高さを調整したり、アプローチを地下からいれたりと、考えもしなかった提案がいろいろ出てきます。
それぞれのプランに対して、30分程づつ、受講生も交えていろいろ質問やアイデアを出し合いました。
1週間後のプレゼン資料提出に向けて、考え方が広がったのではないでしょうか。
住まい手にむけての最終プレゼンが楽しみになってきました。
教授 辻充孝