恵那農業高校で出前授業をしてきました
森林文化アカデミーでは,県内の高校を対象に様々な出前授業を行っています。今年も恵那農業高校の環境科学科1年生28名を対象に,中津川市の根の上高原で授業を行いました。まず,「森林の成り立ちと人による利用」という内容で簡単な講義を行いました。その後,根の上高原の森林を歩きながら,近隣の植生について,ここの植物を示しながら,解説を行いました。
この実習では,単にどんな植物があるのかを説明するだけでなく,それらを五感を使って自然を感じてもらうことを重視しました。たとえば,薬草であるセンブリの苦味を感じてもらったり,ナツハゼの葉のザラザラの手触りを感じてもらったり,ミズメのサロメチールの香りを感じでもらったりしました。
また,今回は地域連携先の中津川市林業振興課に加え,近隣の東濃森林管理署や恵那農林事務所林業課の職員の方々にもサポートしてもらいました。この場をかりて御礼申し上げます。
森林文化アカデミーでは,今回紹介した他にも,県内の高校を対象に森林や林業に関する様々な出前授業を行っています。希望される高校の先生は本学までご相談下さい。
教員:玉木