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2019年10月21日(月)

自力建設Cobiki「基礎工事2」基礎の完成!!

皆さんこんにちは。今回は自力建設ブログ、基礎工事編のパート2です。パート1では地面を掘る所から配筋を組む作業までを紹介しました。今回はいよいよコンクリートを流して完成させていきます。長い戦いだった基礎工事もついに決着。はたして上手くつくる事は出来たのでしょうか。

まずはコンクリートを型枠の中に流し込んでいきます。同時にジャンカを防ぐため、バイブレーターで振動を加えます。ジャンカとはセメントが隅々までいき渡らず、砂利が塊で見えてしまっている状態です。材料が分離したり、コンクリートがしっかりと混ざってなかったりすると起こる現象です。見た目が悪く、強度が落ちるため、入念にバイブレーターで締固めをしていきます。

次は左官職人の方達にお願いし、表面を仕上げていきました。雨水が入らないように微妙に勾配をつけました。やはり職人さんの技術は感動もので、きれいな光沢も出てきました。ちなみに作業中は、コンクリートに沈んでいかないよう、カンジキを履いて行っています。これでこの日の作業は終了です。

 

基礎スラブが固まったら、立ち上がり部分をつくります。立ち上がりは直径450㎜のものが4つ。使うコンクリートの量が少ないので手練りで行いました。ボイド管の中に入れて、固まるのを待ちます。この立ち上がり部分でも、シース管のセットは、かなりの難敵でした。

最後はシース管の出っ張りを切断し、ボイド管を外し、完成です。

約1ヶ月かかった基礎工事も無事?終了しました。建物と基礎は整合するのか、不安もありますが、建て方が楽しみでもあります。基礎はT-PLAN設計工房の田口さんをはじめ、沢山の方々にお世話になりました。感謝の気持ちを胸に、自力建設、まだまだ頑張っていこうと思います。

木造建築専攻 松下