お椀やお皿、普段使いの器を作る「木工旋盤の基礎2」
昨今人気の木工ジャンル、木工旋盤の実習を動画で記録してみました。
学生達が木のお椀やお皿作りに取り組む様子をご覧ください。
お椀作りは「高台(こうだい)」と呼ばれる台座の形作りが最初は難しくて毎年みんな苦労しています。今回は3種類ほどの加工方法を伝え、それぞれにやりやすい方法で作ってもらいました。動画の中で学生たちが見ているのは、以前にアカデミーで先生をしていた和田さんが最近出版された「木工旋盤の教科書」です。作業の途中でうまくいかなかったとき、ふり返れるテキストとして役立っていくと思います。
木工旋盤に限らずですが、最終的な形に行きつくアプローチには色々なルートがあります。すぐに最適解にはたどり着けないかもしれませんが、これからたくさんの器を作りながら、自分のやり方を身に着けてもらいたいと思います。作った器は年明けの塗装の授業で仕上げましょう。
学生の皆さんは引き続き頑張って下さい!
木工専攻講師
前野 健