「下呂市」、「岐阜森林管理署」と連携協定を締結しました
令和5年3月6日(月)、森林文化アカデミーは、新たに「下呂市」、「林野庁中部森林管理局 岐阜森林管理署」と、それぞれ連携協定を締結しました。
協定を交わした 岐阜森林管理署 久保芳文署長 と 涌井史郎学長
下呂市とは、森林・林業の担い手育成など多様な分野で包括的に連携・協力し、森林・林業分野からSDGsの達成、脱炭素社会の実現に寄与することとしています。
具体的な取組みとして、アカデミーから下呂市に対しては、約6haの市有林「下呂市300年の森」の整備方針の策定への専門的知見を活かした支援、下呂市からアカデミーに対しては、市有林や市内の林業事業体の作業現場などの授業フィールドとしての提供、市内の林業・木材産業事業者への就職を目指す学生への就学支援金の交付などが計画されています。
また、岐阜森林管理署とは、それぞれの人材や資源の活用を図りながら、森林の有する多面的機能の持続的な発揮、森林資源の有効利用、森林・林業の再生及び人と自然が共生する持続的社会の創造と発展に貢献できる調査研究及び人材育成等を促進していきます。
具体的な取組みとして、アカデミーから岐阜森林管理署に対しては、令和2年度新設の「森林総合教育センター」(morinos)が蓄積した森林環境教育プログラムの提供、岐阜森林管理署からアカデミーに対しては、アカデミーの敷地に隣接している国有林の授業フィールドとしての提供などが計画されています。
締結式では、それぞれが高い目標を掲げ、また大きな課題を抱える中、待ち望んだ連携協定が締結できたことを喜び、今後成果を挙げていくことを誓い合いました。 事務局 三輪