岐阜の木工4校 合同オンライン説明会 収録動画を限定公開します
日本有数の木工業・家具製造業の集積地である岐阜県には、木工を学ぶ学校が4校あります。民間の森林たくみ塾、飛騨職人学舎。公立の岐阜県立木工芸術スクール、岐阜県立森林文化アカデミー。この4校が初めて、9月30日に合同でオンライン説明会を開きました。各校の教員たちが、実習の内容、在校生の生活、かかる費用、卒業生の仕事などについて解説し、全国から40人以上の方が参加しました。
学校の説明は1校15分ずつ。
木工職人・木工作家のみにとどまらず、木工技術で課題解決できる社会事業家を輩出していきたいという森林たくみ塾。
入校は高卒・大卒程度の若手に限り、技能五輪で金メダルを取れる最高レベルの職人を育てたいという飛騨職人学舎。
家具製作職に必要な知識・技能を1年間でコンパクトに身につける公共の職業訓練校である岐阜県立木工芸術スクール。
地域材活用、木育、木工教室の運営など、木工の新しいニーズに対応できる人材を育成したいという岐阜県立森林文化アカデミー。
4校それぞれに人材目標やユニークな教育方針があり、違いが明確になりました。
コロナのために夏のオープンキャンパス等ができなかったことから、木工を志す人達の参考になればと企画しましたが、4校の教員同士の連携を深めるきっかけにもなりました。
高山市役所の林務課の方や、高山の製材・乾燥業の社長さん、さらには武蔵野美術大学名誉教授の島崎信先生まで、入学希望者にとどまらず多くの方にも関心を持っていただきました。これも4校合同で実施したからこそです。
この収録動画を10月31日まで限定公開します。視聴をご希望の方は、以下の入力フォームに記入をお願いいたします。送信後、動画へのリンクが表示されます。
https://forms.gle/XaFa3rxxS53FX251A
久津輪 雅(木工・教授)