360°カメラやレーザースキャナを使って森林管理!林業×ハッカソン開催しました!
今回でアカデミーで4回目の開催となる林業×ハッカソン。今年のテーマは「森林管理」です。県や市町村の林業関係の職員、林業事業体の方、IT技術者の方が総勢23名集まり、2019林業×ハッカソンを行いました。
今回はフィールドワークで郡上市美並の古川林業に行き、森林管理の現状について教えてもらいました。
フィールドワークでは、長野県林業総合センターの戸田さんが軽トラにレーザースキャナを搭載したMMS(Mobile Mapping System)を披露してくれました。
今回は4チームに分かれてハッカソンです。
さあ、2日間どんな成果が出たのでしょうか!!? 4チームに発表を紹介します。
チーム 線引屋 土地境界をとりあえず可視化するシステム
チーム ずぶずぶ 林道の状況をリアルタイムで知る ~安全で効率的な利用のために~
チーム 適当でいいや
チーム みんなの変身ライダー
こちらは各地域で収集された3Dデータなどを検索して、表示したりダウンロードできるポータルサイトを作成しました。今回の軽トラMMSでも3Dデータを取得しましたが、3Dの点群データを扱いながら森林管理を行う時代が来近づいている気配です!!
林業のための森林管理ではなく、森林環境教育や狩猟などいろいろ発展できそうなアイディアがたくさん出来てきました。ほぼ実用化寸前のチームもあります。安全や効率など、いろいろな課題がある林業ですが、ITを力を借りれば解決できそうなこともたくさんありますね!
今回のハッカソンに参加された皆様、お疲れ様でございました!またそれぞれ持ち帰って発展させることができるといいですね!