学生がJLC鳥取大会に参加して見事表彰台です!
鳥取県で行われた伐木選手権(Japan Logging Championship,JLC)にアカデミーのエンジニア科2年生3人、1年生1名の合計4人が参加しました。
競技はビギナークラスが伐倒競技と合わせ切り競技、プロフェッショナルクラスが先の2競技に加えてソーチェン着脱競技、接地輪切り競技、枝払い競技合わせて5競技で競います。
日頃の練習の成果をみんな出すことができ健闘しました!エンジニア科2年生の福本君はビギナークラスで総合3位に入る健闘ぶり!
伐倒競技では立木に見立てたマストツリーを8m先(プロフェッショナルクラスは10m先)の目標目掛けて倒します。
エンジニア科2年生の福本君は587点を獲得。退避の時のペナルティーと足の動きのペナルティで合計40点の減点でしたので、減点がなければ627点(満点は660点)!
そう!この競技は安全第一に考えられた競技で、チェーンブレーキをかけずに動けばマイナス20点、退避場所を間違える(伐倒方向に対して斜め45°が規定の退避場所です)マイナス20点など、数々のペナルティーに引っかかると大きく減点されてしまいます。
青森のJLC大会も同じくペナルティの判定が厳しく、どのような動きをしたらペナルティなのか、細かいルールを知らないと同じ土俵で戦えない競技となっております。
下記の動画は、同じ大会での伐倒競技の様子です。「チェーンブレーキをかけずに動く」ペナルティ20点が減点となりましたが、みなさんどこか分かりますでしょうか??
例えば1:16でブレーキをかけていますが、ブレーキをかけるのと動き出しがほぼ同時です。「ブレーキをかけたのを確認してから動き出す」というタイミングにしないと減点なのです。
という安全作業に対する徹底が見られる競技会。ルールを知れば後は技術力で勝負です!
また次の大会に出場する選手は練習ですね!
今回の大会ですが、ビギナークラスが26名、プロフェッショナルクラスが36名と合計61名の選手が参加しました。マストツリー、合わせ切り競技の丸太、枝払い競技の幹と枝の準備、そして審判やスタッフの方々、鳥取の方々の「林業を盛り上げたい!」という気持ちで運営された熱い大会でした。
鳥取の皆さん、ありがとうございました!そしてアカデミーの学生含め大会に参加した選手の方々お疲れ様でした!