加子母で枝打ち優良材の伐採および製材を行いました
エンジニア科の伐木造材実習で加子母に行き、枝打ちを行った優良材の伐採と製材の見学を行いました。
対応して頂いたのは、安江正秀さんと中津政守さんです。中津さんはアカデミーの卒業生で、お二人とも昨年に引き続き加子母での森づくりの仕方や伐採指導をしてくれました。
今回伐採した山林は中津さんの所有林で、お父様が枝打ちを行って仕立てた山です。今日は中津さんが事前に選木した木を伐採しました。
まずはお手本です。
続いて事前に決めた3人が伐採しました。ちょうど昨日、伐木造材実習の授業があり、立木に見立てた丸太に受け口、追い口をつくり、10m先の目標に一番に近い受け口が作成できた人から今日の伐採者を決めました。
まずは中村君
横田君
大平君
3人ともアカデミーに入って、初めての伐倒でしたが、受け口、追い口ともに、多少ずれや傾きあるものの、上手に倒していました。
午後は田口林産様で、優良材やアテ材の試験挽きを行いました。ここでは優良材を生産するためには、枝打や間伐の時期や方法など、どのような施業を行うべきか、教えてもらいました。無節の柱材がとれる枝打ち材の需要は、減っているようで丸太の価格や製材価格はかなり下がっているということでしたが、製材の奥深さを教えてもらうことができました。
今日は伐採~製材まで一連の流れを実習で体験及び見学しました。優良材の生産や製材などアカデミーでは見れない貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございました。
杉本