グリーンウッドワークの道具を研ぐ〜指導者養成講座・第3回
グリーンウッドワーク指導者養成講座、第3回目は「刃物を研ぐ」です。
グリーンウッドワークの指導者となり、スプーンづくりや椅子づくりの講座を運営するには、刃物研ぎの技術は欠かせません。
今回も、福岡県や岡山県、神奈川県などからお集まりいただきました。
今回研いだのは、日本の切り出し小刀と、スウェーデンのナイフ。
片刃と両刃では、研ぎ方が少し違います。それを理解するために、両方研いでみるのは良い練習になります。
グリーンウッドワークでいちばんよく使う、銑(ドローナイフ)。木工に親しんだ人なら、鉋を研ぐように持って研ぎます。
銑のように大型の刃物は、刃物の方を固定しておいて砥石を動かすやり方もあります。削り馬で固定する方法をご紹介しました。
そしてスプーンづくりの必需品、丸ノミ。
裏の凹んだ面を研ぎ、切れ味を増すために、簡単に自作できるこんな道具を使います。
刃物がうまく研げるようになると、ものづくりが楽しくなるだけでなく、暮らしが豊かになります。
しっかり復習して、地元での講座に役立てていただければと思います。