身近な森の手入れ第3回(スギ・ヒノキ人工林編)開催しました。
森林文化アカデミーオープンカレッジと、日本昭和村とのコラボ企画、身近な森の手入れ第3回(スギ・ヒノキ人工林編)を開催しました。
この講座は3回連続企画で、今回が最終回です。 参加者は13名でした。
初めに室内講義。そして現場に移動し、「森の健康診断」の手法による事前調査をしました。
5.65Mの釣り竿を伸ばし、ぐるっと回して竿が当たった立木の直径をはかり、その数字を幹にチョークで書いてゆきます。
目測ですが、樹高も図りました。その森の立木密度や形状が健全であるかどうかがある程度客観的に判断できるという簡易な調査法です。
調査の結果、2班ともに、超過密であることが解りました。
適性な密度に近づけるためにどの程度の間伐をすべきかについてもいろいろな注意点があることを合わせて理解してもらいました。
今回は手道具での実習なので、細めの木を伐倒することにしました。
選木した後、伐倒木にロープをかけます。これは、かかり木になった場合に引いて安全に倒すためと、重心反対方向に倒すときの重心移動のための準備です。
受け口切、追い口切り、枝払い、玉切り、各作業を体験してもらいました
最後に振り返りをして終了しました。
皆さん満足していただけたようです。
以上報告は原島でした。