身近な森の手入れ・入門講座 開講しました。
オープンカレッジ連続講座 「身近な森の手入れ・入門講座」が始まりました。
この講座は、森林文化アカデミーオープンカレッジと、日本昭和村里山アート事業ワークショップとの連携事業として、美濃加茂市日本昭和村公園内の林地を使わせていただきました。
第一回は「里山広葉樹林の手入れ」として、午前中は里山林の基本的理解と樹木の見分け方の講義と実習、午後は手入れ方法について実践的に学んでいただきました。
初めに柳沢先生による講義です。
外に出て、樹木の見分け方の実習です。
レストハウス「けやき」で昼食(弁当)を済ませました。
午後は、実際に手入れを行う林分の観察とどのような林を目指すのか?その話し合いをします。
「管理者からは見通しの良い明るい森にしたい。」との希望が聞き取れたので、それを共有方針としました。
では「見通しのよい森にするためにはどのように整備すればよいか?」ということで、「木を間引いて林の下まで光を入れよう」ということになりました。
方針が決まりましたので、具体的に切る木の基準を決めます。今回は、手道具なので細い木の中で、林を暗くしている常緑樹を伐採することにしました。
手道具を使った細い木の切り倒し方、安全に倒すためのロープワーク、刃物の安全な使い方、高い枝を地上から切るのこぎりの紹介等して、2班に分かれていざ実習です。
わずかな時間でしたが、みなさん声を掛け合いながら一生懸命の作業の結果、かなり姿を変えました。手入れの前より明るくなったことを実感できました。
それぞれ感想を発表し、解散しました。
次回は10/29の竹林編です。