豊田森林組合職員の育成研修を実施しています
7月19日(水)より、森林文化アカデミーにおいて豊田森林組合の職員を対象とした研修を実施しています。
豊田森林組合は、平成17年度に豊田市の合併に合わせて広域合併をしたことにより、約62,000haの森林管理を担うこととなり、職員の現場管理能力や森林管理のプランニング能力の向上が課題となっていました。そこで、豊田市及び豊田森林組合の要請を受けて、森林文化アカデミーにおいて研修を実施することとなりました。
この研修は、林業の人材育成・専門技術者教育の一環とし、豊田森林組合から委託を受けて実施するもので、アカデミーにおいて県外林業事業体から委託を受けて有料で行う初めての取組みとなります。
▲ 開講式の様子(副学長あいさつ)
▲ 開講式の様子(講師の紹介)
この研修では、まず7月19日~21日の3日間、森林管理の基礎から、間伐の選木技術、労働安全や伐倒技術について、講義と現地実習を織り交ぜながら学びます。続いて、10月18日(水)に豊田市内において路網開設技術についての現地実習を行う予定としています。
▲ 7月19日の講義の様子
今回の研修は試行的に実施し、その研修結果を踏まえ、来年度以降の豊田森林組合やその他の豊田市内林業関係者を対象にした研修実施について協議を進めていく予定です。
担当:森林技術開発・支援センター