自力建設~屋根じまい&レリーフタイルづくり~
10月の上棟式から5か月あまり…。今年の自力建設Oasisがようやく屋根じまい(屋根をつくること)を迎えました。建築に携わっている方からは「え!?上棟式から5か月も経って屋根じまい!?」と言われてしまいそうです。通常、上棟式後すぐに屋根じまいをして、内装工事にうつっていきます。
今年の自力建設は屋外炊事施設ということで、壁がなく、床や水場の仕上げと合わせて屋根の検討を重ねたため、このタイミングとなってしまいました。
ようやく迎えた屋根じまい。建物としての完成を迎え、ひと段落…とはいかず、床、水場を仕上げる作業が待っています。
とはいえ、今回の屋根じまいで活躍してくれたのが、エンジニア科2年生。作業をしながら工夫を凝らしてくれて、段取りの悪い我々建築コース1年生の我々をサポートしてくれました。その活躍ぶりを写真でご紹介します。
今回の屋根は透明素材。丸ノコの扱いはさすがです。
釘を打つ位置や重ねる場所も工夫しながら進めてくれました。
完成間近です。
完成後は西日をバックに記念撮影
また、週末には床の仕上げに使うレリーフタイルをプレイパーク参加者に作ってもらいました。こちらは学生だけでなく、一般の方も素敵なタイルを作ってくれました。
雪が降る中でのプレイパークでしたが、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
一口にタイルといっても、色、形、大きさ、様々です。
大人も子供も作り始めると夢中で作ってくれました。
作っていただいたタイルの一部です。
今回、24枚のレリーフタイルをデザインして頂きました。
あとは、これに目地を入れ、一つ一つがレリーフタイルとして完成した後、自力建設Oasisの床に埋め込んでいきます。
今回つくった屋根、タイルはもちろん、これまでも学校内外問わず、多くの方のご協力でなんとかここまで来ました。自力建設を通して建築はつくづく、協力して作りあげるものだと痛感しました。
報告はクリエーター科1年の玉置でした。