自力建設のメンテナンス
毎年恒例の自力建設のメンテナンス実習。
今年は、「森のいちだんらく」のシャワー室。
このシャワー室はチリウヒーターさんの高効率な真空管式の太陽熱温水器でお湯をつくっています。
配管は架橋ポリエチレン管で給湯、給水配管を行っていましたが、保温材が紫外線にやられて一部ボロっとしてました。
通常は床下に配管するものなので、仕方ないですね。
まずは、劣化した保温材を撤去しました。
次に、新しい保温材を取り付け、今回は紫外線対策用のテープで保護していきます。
これで、耐久性がいくらかアップするはずです。
勾配が緩い屋根なので、作業が楽です。
1時間ほどで工事終了。
黒い配管になって、見た目も引き締まりました。
冬場でも晴れていれば、60℃以上はキープできます。
どんどん、太陽熱のシャワーを浴びてください。
さて、今回はもう一つのメンテナンス。といっても今年度の自力建設「みどりのアトリエ」です。
川に張り出したデッキは、しばらく手摺がついていない状況でしたが、やっぱり取り付けようということで、室内からの見え方を邪魔しない低めの手摺を設置。
2本ずつ立ち上がっている手摺子はデッキの下からがっちり立ち上げていますので、しっかりしています。
川から見上げるとデッキ下に突き出しているのが見えます。
手摺材はACQ防腐剤を注入されていますので、耐久性もしっかり確保できているはず。
今後どこまで耐えてくれるか実験です。
手摺ができると、学生もやってきます。
寒空のした、さっそく昼食を食べている学生の姿も。
准教授 辻 充孝