職人社秀平組 視察
木造建築の新しいかたち(その192)木質構造に関する住育の取り組み
職人社秀平組さんを視察させていただきました。森林文化アカデミー客員教授の挾土秀平氏より、土について、デザインについて、仕事に対するポリシーについて、多岐にわたる多くのお話を伺うことができました。これからの学生の進路に対して非常にヒントになることが多かったのではないかと考えています。
学生からの感想を以下に示します。
教授 小原 勝彦
———-
木造建築専攻の2年生たちで、
左官職人の挾土秀平さんの仕事とゲストハウスを拝見させていただきました。
挾土秀平さんは、岐阜県高山市に拠点を置く左官職人。
本学のmorinos(モリノス)の土壁や、大河ドラマ『真田丸』の土壁によるオープニング題字の制作などで有名な方で、テレビなどのメディアに多数出演されています。
仕事場のさまざまな作品を見せていただき、その後ゲストハウスにて、左官の仕事についてお話をお聞きする貴重な機会となりました。
土という自然素材を用いる面白さと難しさについて、さまざまなお話をお聞きしました。
そして、木造建築専攻の学生たちに向けて、
・自然への眼差しを大切にすること。
・素材を見分けられる眼力を養うこと。
・職人を知り、職人を守る設計者であること。
・さまざまな要望に応えられる技量を磨くこと。
・すべてが学びにつながること。
など、貴重なご助言をいただきました。
最後は挾土さんを囲んで記念撮影。
挾土さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
クリエーター科2年 木造建築専攻 橋本剛
———-