第3回目「キャリアカフェ」が開催されました!
9月26日に第3回キャリアカフェ(森林文化アカデミー・岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム共催)が開催されました。「キャリアカフェ」とは、経営者と学生がお互いを知ることを目的としています。経営者と学生が対面で話し合い、学生は、企業活動や経営者の考える課題、人生観を知ることができます。また、経営者の皆さんには、私たちクリエーター科の学生が、どんな経歴や夢を持っているのかを知っていただくための機会でもあります。キャリアカフェという名前だけあって地元の美味しいパンとドリンクも準備され、カフェで語り合うようなリラックスした雰囲気で行われました。今年度で3回目となるキャリアカフェでは㈱マルヤマグループの丸山大知専務にお越しいただきました。その模様を今回の担当者である清水と久保がレポートさせていただきます。
最初に丸山専務から会社の紹介がありました。会社での多岐にわたる魅力的なお話しが非常に多くあり、時間いっぱいまで丸山専務に話していただきました。その中で一番印象に残った言葉をご紹介させていただきます。
「木材には可能性しかない!」
一見何を言っているのだろうと思う方は多くいるかもしれません。
それは、一般的に林業や木材加工業など木に関わる仕事は景気が悪いと言われているからです。
しかし、丸山専務はこの言葉の根拠を丁寧に説明してくださいました。その説明の中に専務の情熱がひしひしと伝わってきました。岐阜県立森林文化アカデミーの学生たちも専務の考え方と同じく、木材に可能性を感じて入学してきている学生がほとんどであるため、うんうんとうなずく姿が多くみられました。
「木材に可能性なんかないよ」と思っている方はぜひ岐阜県立森林文化アカデミーのイベントに参加してみてください。そして㈱マルヤマグループの活動を調べてみてください。考え方が変わるかもしれません。
最後に、「この方ともっと話をしたい!」と思ったのが私の印象でした。経営者に必要な考え方や、新しいことを始めていくうえでの心構え、これから売れるものとは?など様々なお話を聞かせていただきました。時間がいくらあっても足りない!そう感じてしまうキャリアカフェとなりました。
この場を借りて丸山専務には感謝申し上げます。お忙しい中、ありがとうございました。
クリエーター科1年 清水 貴康 久保 遼一
担当の学生たちは事前に中津川まで打ち合わせに行ってきました。以下が事前案内文の一部です。
社会人経験のない私にとって、社長と呼ばれる方とお話をする機会はこれまでにありませんでした。事前の打ち合わせではガチガチに緊張し、うまく話をできない場面が多々ありましたが、そんな中でも丸山さんは嫌な顔ひとつせず、私の言葉に耳を傾けてくださいました。
「叩けば響く人間でありたい」丸山さんはそう仰っていました。・・・本来ならば会えないような方々とお会いすることのできるこの貴重な時間を、今後の自分のためにも大切に使っていただければと思います。
そう・・・当に、本来ならば会えない方々が、森や木の担い手を目指す学生のために今回は中津川から駆けつけて下さいました。丸山専務本当にありがとうございました。
クリエーター科長 松井 勅尚