狩猟免許取得を目指せ!En科2年生「森林獣害」・Cr科1年「森林獣害の基礎」
森林技術者自らが森をつくり、森を守り、森を利用する。
その一つの手段として、この授業では、森林・林業・森林教育に関わる者自身が増えすぎた野生動物の捕獲を行うための第一段階として罠の狩猟免許取得を目指します。
この授業は伊佐治先生がメインを務め、教材やテキストは、岐阜県猟友会や岐阜県環境企画課にご協力をいただきました。
卒業生によっては、在学中に罠免許を、そして就職一年目に銃猟の免許を取得して、山林や田畑を荒らすイノシシを射止めている者もいます。
今まで知らなかったイタチの雄と雌、狩猟して良い鳥獣と獲ってはいけない鳥獣の違い。
外来生物と狩猟鳥獣の違いなど。初めてのことばかりで覚えることがたくさんあります。
罠によっては、昔は使っていたトラバサミは今は禁止になっていたり、箱罠でも狩猟獣によって構造や大きさが違うこと。
様々なことを学びます。
野生動物との戦いは人が生きる上で重要なことですが、無用な殺生にならない範囲で、いかに狩猟するのか。いかに有害駆除するのかを考える機会にもなったのです。
今年度は、12名が罠免許取得を目指します。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。