濃密な1週間!「森林から木材、暮らしへ」終わりました。
入学式も含め、3日間のガイダンスを経てのクリエーター科の最初の授業、「森林から木材、暮らしへ」の1週間が終わりました。
この授業は、専攻を決定するための大切な授業であり、同時に川上から川下までの専門性に特化した個性豊かな常勤教員18人による・・・いわば、“アカデミー顔見世興行”でもあります。
アカデミー教員そのものが雑木林。
その多様性が、アカデミーの特徴であり、ここにしかない学びがあるのです。
4月12日からスタートした連続授業も20日で終了。最後の一コマはアカデミーらしく、12樹種の木材サンプルを仕上げながらの「ぎふ木育カフェ」にて振り返りをしました。
アカデミーに入学した学生は、様々な視点の講義を聴きながら、演習林での植林体験で木の命を実感し、最終日に木材へと“命の移し替え”を体感し,これから始まる2年間に思いを馳せるのです。
「ぎふ木育カフェ」とは、松井が考案した、コミュニケーションを目的とした木でつくるプログラムです。木工専攻の2年生が店長として入ってくれました。
兎に角、笑いの絶えない、和やかな振り返りでした。
振り返りでこんな感想がありました。
「入学してからの2週間が濃密すぎて早かった!」
「いや、濃密すぎて長かった!時間の感じかたが不思議・・・」
「林業は幅広い!色々な先生の、色々なアプローチがあり、面白そうなことがいっぱい。
絞らないといけない・・・」
入学したクリエーター科18期生24名は、平均年齢34歳。
“アカデミー顔見世興行”による多様な情報のシャワーを浴び、自身の立ち位置(専攻)を決めるには、この週末の2日間は長いのでしょうか?短いのでしょうか?
いずれにしても、自身の選択を信頼し2年間を共に歩みましょう。
クリエーター科長 松井 勅尚