森林文化アカデミー入山式が行われました
5月11日に森林文化アカデミーの学長をはじめ、教職員、学生と隣接する森林研究所の職員の皆さんが参加し、令和4年度の入山式を演習林の磐座(いわくら)に設置されている「山の神」で入山に際し、実習や研修等の安全を祈願して実施しました。
演習林に設置されている「山の神」
神主は、当アカデミーの川尻森林総合教育課長にお願いし、「大祓え(おおはらえ)」の祝詞を読み上げ、参加者の穢れを祓いました。続いて、「山の神」の祝詞を読み上げました。
祝詞を読み上げる川尻課長
その後、オレンジ色のチェンソーウェアを身に纏い、チェンソーブーツを履いた涌井学長が入山式に臨まれました。御玉串を奉納した後、学長の礼、柏手に併せて、森林文化アカデミーの教職員が一緒に安全を祈願しました。
御玉串を奉納し、祈願する涌井学長
引き続いて学生代表としてエンジニア科の佐藤天翔くんが、御玉串を奉納し、学生一同で祈願しました。
祈願する学生代表
学生による奉納に引き続き、隣接する森林研究所の神田所長と演習林管理人の佐藤さんが祈願しました。
御玉串を奉納する神田森林研究所長
御玉串を奉納する佐藤演習林管理人
川尻課長からは、この「山の神」の周りには109年生のスギやヒノキが生えていることや近く立っているスギの木には、毎年オオタカが営巣し、雛を孵していること、餌となった鳩の骨が作業道沿いの切株にあることなど、この演習林は自然豊かな森であることが参加者に伝えられました。
この入山式を契機に、今年一年演習林内での作業、実習等が安全に行えることを願っています。
事務局 井戸