森林文化アカデミー入山式
2019年の岐阜県立森林文化アカデミー入山式、例年年度初めに演習林の磐座(いわくら)に設置されている『山の神』で入山に際し、実習の安全を祈願して入山式を実施しました。
まずは「大祓え」の祝詞をよみ参加者の穢れを祓い、続いて「山の神」の祝詞を読み上げました。
そして涌井史郎学長から御玉串奉納をされました。
涌井学長は執務室でチェンソーブーツを履かれ、チェンソーウエアをまとって、入山式に臨まれました。流石、心構えが違います。
今年は森林文化アカデミー始まって以来、初めて林政部長さんが入山式に参加されました。
荻巣林政部長さんも涌井学長に引き続いて、御玉串を奉納されました。
引き続いて、森林文化アカデミーの学生会長である清水貴康さんが、柏手を打ち、学生さんたちが一緒に安全祈願したのです。
学生による御玉串奉納は引き続き、森林研究所、演習林管理人さんと引き続きました。
そして、祭礼がおわったら「なおらい」です。約100人の参加者で、甘酒と奉納品のスルメを頂きました。
この山の神がある磐座の前には106年生の右にスギ、左にヒノキが生えており、またヒノキの脇にはサカキが生えています。
またこの場所から50m下側の歩道脇に立つスギには毎年、オオタカが営巣し、例年三羽の雛を孵しています。自然豊かな森での入山式、今年一年もみなが健康で、楽しく学べることを願ったのです。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。