森林文化アカデミーに林業実習機械を寄贈
1月18日(水)に可児市羽崎で造園土木業を営む株式会社庭萬と株式会社大垣共立銀行から森林文化アカデミーに対し、安全教育を学ぶための林業実習機械(バッテリーチェンソー)が寄贈されました。
寄贈した株式会社庭萬は、個人庭園の設計・施工や公共に関する造園工事、それらのメンテナンスや環境調査などの業務を行っている会社です。同社は、株式会社大垣共立銀行が発行する「OKB地域応援私募債(拍手喝采)」を活用し、同行が受け取る手数料の一部を物品の購入費用に充てて支援することを決め、将来の林業分野の担い手育成に貢献したいとの思いから寄贈先として森林文化アカデミーが選ばれました。
寄贈されたバッテリーチェンソー
バッテリーチェンソーは、バッテリー(電池)を搭載したチェンソーで「充電式チェンソー」とも呼ばれ、静音性やメンテナンス性に優れており、雑木等を伐採する機械である。
贈呈式には、株式会社庭萬の稲垣和美代表取締役社長と株式会社大垣共立銀行可児支店の橋本尚樹支店長、森林文化アカデミーの涌井史郎学長が出席しました。
挨拶する稲垣社長(右側)と橋本支店長(左側)
稲垣社長からは、「造園業界は森林と深いつながりがある。林業の世界で活躍する人材を育成するアカデミーに何か貢献したく、林業を学ぶ若い人たちの役に立ててもらいたい」と挨拶され、涌井学長からは稲垣社長に感謝状が贈られ、「学生の安全教育に活かすことができる林業実習機械を寄贈していただきありがたい限り、心から感謝する」と礼を述べられた。
感謝状を渡す涌井学長(右から1人目)
林業実習機械をアカデミーに贈り、涌井学長(右から1人目)から感謝状を受け取った稲垣社長(右から2人目)
最後に皆さんで記念撮影を行いました。
学生には、この機械を授業に活用して、安全な伐倒作業の徹底に繋げていきます。
事務局 井戸