木工製図(CAD)が始まりました。
「CADの基礎」から2か月。
本格的に木工の授業も始まって、いろいろな作品を作り始めている木工を専攻している学生向けのCADの発展授業です。
これまでの期間、CADに多少触っていたいた学生もいれば、その時以来触る学生もいます。
操作を忘れていないか少し心配でしたが、いらぬ心配でした。
少し触ると、以前の記憶がよみがえり、すぐに基本操作ができるようになりました。
情報処理室は、この夏休みにパソコンが新調され、本体もコンパクトに、速度もスピードアップして快適に動作しています。
今日は、後期の授業で製作するテーブルの参考にと、現在アカデミーにあるテーブルの2点、現物を採寸し作図していきます。
似通った大きさですが、それぞれに組み方が異なっており、特に天板の固定が全く異なっていました。
テーブルの樹種が桧とナラで異なっていますので、強度を考慮しての違いかもしれません。
いよいよ描きあがってくると印刷して見比べます。
学生によっては、ディテールをしっかり書き込んだり、縮尺を変えたりと、個性が出る図面となりました。
明日からは、各自がオリジナルで製作している作品など、作図していき、製作用の図面や作品集用のプレゼン図面などに仕上げていく予定です。
准教授 辻 充孝