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2023年06月27日(火)

木の建築賞 授賞式でアカデミーOB集合

木の建築賞の授賞式が、東京大学 農学部 弥生講堂アネックス セイホクギャラリーで開催されました。

morinosで「ムクファースト崇秀記念賞」をいただき、プレゼン動画や木の建築賞の概要などは、過去のブログでご覧いただけます。

授賞式には、森林文化アカデミーの関係者がいろいろ関わられています。

会場となった東京大学 弥生講堂アネックス セイホクギャラリーの構造設計は、アカデミー校舎と同じ稲山正弘さん(ホルツストラ主宰、東京大学大学院 教授)。アカデミーの直線的な格子とは異なりHPシェルの美しい曲面が印象的な建物です。

天窓から優しい光が差し込んできます。

プレゼンターは、アカデミーの非常勤講師として4回ほど来校された住宅技術評論家の南雄三さん。私の温熱環境の師匠でもあります。

今回受賞したmorinos建設や自力建設など来校するたびに増殖している姿を、フランク・ロイド・ライトの実践的建築の場であるタリアセン・イーストのようでもあると講評をいただきました。またmorinosの外観は、葉っぱがはじけたような広がりを感じ、地域の職人や卒業生が拡がりながら活動する内容ともあっているとのコメントをいただきました。

受賞者、審査員、事務局の方との集合写真です。
全員に共通しているのは、木が好きだということ。話していても、共感できる内容ばかり。

さらには、今回の審査委員長でもありアカデミーの名誉客員教授の三澤さん、木の建築賞の事務局をされている1期生の滝口さん、小柳さん、5期生の小森さんと一緒に記念撮影。

懐かしい面々が揃いました。

また、トロフィーは、木のおもちゃをイメージしたもの。
一期生の石井夫妻がデザインから手掛けられていました。

美濃市の州原神社ののモチーフ(肘木や楼門、舟など)に桜やヒノキ、カラマツ、クリを用いてデザインされ、積み重ねてきた人と木の関係を表しています。

貴重な機会をいただき、改めて木造建築の魅力を認識しました。

教授 辻充孝