揖斐川町成果報告会が開かれました
森林文化アカデミーと揖斐川町との間に交わされた連携協定に基づいて、平成28年度に行われた教育活動の中から生まれた二つの成果物を、揖斐川町長に贈呈する会が開催されました。
揖斐川町からは富田町長の他、正村みどり環境顧問、山内企画部長が出席され、アカデミーからは、関わった学生と担当教員である嵯峨、原島が出席しました。
ひとつめは、「谷汲の聞き書き作品集」です。
クリエーター科の選択授業「山里を知る(聞き書き入門)」(前期)、「山里を伝える(聞き書き実践)」(後期)では、谷汲公民館長様からご紹介いただいた谷汲み地域にお住いの4人の方々から、学生が、昔のくらしやご苦労されたことなどお話をうかがい、何度も編集して読みやすくした作品を小冊子にまとめたものです。4名の履修学生を代表し、N君が贈呈しました。
ふたつめは、課題研究論文です。
春日地区の「民具活用のための基礎研究」として、クリエーター科2年のOさんが100ページにわたる力作と概要資料を贈呈しました。
それぞれ学生から内容についての報告も行い、質問やコメントをいただいき、揖斐川町の暮らしの文化に光を当ててくれたと喜んでいただきました。
これらの成果が地域活性化の一助になることを願います。
報告者は原島でした。