岐阜県知事室前に千鳥格子コーナーテーブル納品
これまで、「岐阜県知事室入り口秘書カウンターデスク(2016年5月26日)」と、「ヒノキの書棚(シェルフ)を岐阜県知事秘書に納品(2016年8月25日)」を報告してきました。
今回は「千鳥格子コーナーテーブル」を納品してきました。作成者は本校の和田賢治先生です。
前回までの報告は、
をご覧下さい。
さて、今回のコーナーテーブルの特徴は、①千鳥格子 と ②曲面です。
千鳥格子は飛騨の匠の秘法といわれ、高山市荘川町には「千鳥格子御堂」があることでも有名です。
一見すると木材が格子状になっているだけのようですが、これは組木細工で、すべてを分解でき、もう一度くみ上げることもできます。この千鳥格子はサクラ材を利用してあります。
曲面は薄く剥いだヒノキを積層させて曲げ木にしてあります。
コーナーテーブルの主材は森林文化アカデミー演習林のヒノキ材を利用してあります。
針葉樹と広葉樹の組み合わせ、素晴らしい色合いで、岐阜県らしい「木の国、山の国」に相応しいものとなりました。
さて、以前納品したカウンターテーブルの腰板は、既にいい色合いに変色してきています。
もしも知事室に行くようなことがありましたら、是非しげしげと眺めてみてください。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。