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2020年03月10日(火)

岐阜県白川町とアカデミーが連携協定を締結

昨日9日の午前中はアカデミーの卒業式でした。午後から、本学にて岐阜県白川町とアカデミーが連携協定を締結しました。

 

白川町署名状況

横家町長と学長による署名の様子

締結式記念撮影

締結式記念写真撮影の様子

白川町協定書

協定書と東濃桧で作られた証書ファイル(白川町製作)

白川町産桧テーブル

締結式で使用した机と椅子は白川町が飛騨の家具メーカーと開発しているもの

 

白川町との締結後の活動としては、

1 新たな技術などを活用した森林管理及び森林整備の推進に関すること。
2 林業・木材産業の担い手の育成に関すること。
3 林業から木材利用まで繋がる産業振興に関すること。
4 森林の利活用に関すること
5 その他連携・協力が有効に機能するために必要なこと。

について連携・協力を行っていきます。連携協定の期間は2022年3月31日までの2年間となっています。

 

白川町は岐阜県が誇るブランド木材「東濃桧」の生産、東濃桧など木材を活かす「産直住宅」の建設など林業・木材産業の盛んな町です。

白川町は、以前からアカデミー学生の現地視察受け入れに協力いただいていましたが、数年前から町内工場が本学の自力建設の大工作業合宿先となっており宿泊先の調整にも協力いただいています。アカデミーからは、アカデミー教職員が研修会の講師に招へいされたり、原木しいたけの技術相談など支援してきました。

今年度から、森林経営管理制度や森林環境譲与税が始まり、市町村による新たな森林管理時代が始まりました。こうした中、白川町とアカデミーは適切な森林の利活用をすすめ、持続的な森林管理と地域社会の発展を実現するため、これまでの連携を強化し、包括的に連携・協力することとしています。

具体的には、アカデミーからは、スマート林業技術による山林の地籍調査の取り組みへの支援、移住定住につなげるための古民家活用、町内公共施設などの木造化・木質化支援など計画されています。また白川町からは奨学金制度の設立(2020年度から実施予定)など計画されています。

活動については、今後報告していく予定です。

 

森林技術開発・支援センター 中通