基礎工事【配筋・型枠・打設】(自力建設2022「丁稚基地」)
穴掘りが無事に終わり、基礎工事がスタートです。
まず、掘ったままの土は不安定であり、沈下しやすい状態にあります。安定させて表面を平滑にするために、砕石を敷いて突固めます。砕石を敷くことで、建物が傾きにくく、基礎が沈みにくくなります。
手でコンクリートを練り砕石の上に敷きます。
表面がボコボコしていると次の作業がやりにくくなるので、コテを使い平面を出します。
乾いた後、捨てコンクリートの上に墨付けをします。
棟梁の鋭い眼差しの中墨付けをしました。(ドキドキ)
墨を基準に配筋をします。
基礎屋さんに来ていただき、結束を教わりました。私たちが4人でやると時間を要してしまう結束を基礎屋さんは目にも止まらぬスピードで結束していきました。
基礎屋さん、丁寧に教えていただきありがとうございました。
次に型枠作製です。
今回は鋼製型枠と造作型枠の2種類を使います。
鋼製型枠は金属製の型枠を組み合わせて固定し、型を作るので施工が短時間で行えます。
造作型枠は合板と木材を組み合わせて型を作るので、手間はかかりますがどのような形でも作製できます。
鋼製型枠
造作型枠
型が出来ました!コンクリートを流します!
数日間コンクリートを乾燥さると、基礎のベース部分が完成です。
残りは立ち上がり部分の作成です。ベース部分と同様に型枠を作成し、コンクリートを流し込みます。
コンクリートが乾き型枠を外して、基礎の完成です。
基礎が完成したので、埋め戻しをしていよいよ建て方です。
基礎の上に建物が立つのか不安です。
今後も随時更新して行きます。次回もお楽しみに!
クリエーター科1年 木造建築専攻
坂本 一哲