写真を加工して見やすく調整(エンジニア科 情報処理)
先週入学式とガイダンスを終え、今週から本格的に授業が始まりました。
今回紹介するのはエンジニア科の1年生は情報処理の授業です。
アカデミーHPは活動報告が盛んですが、記事を眺めていると、この写真はもう少しこうだったら・・・というのも見かけます。
そこで、撮影した写真をもうひと手間加えるとこんな感じに変わるというのを、エンジニア科の授業で行いました。使用するのはAdobe社のPhotoshopです。
まずは、この記事。
4月10日に行われた「岐阜県中津川市とアカデミーが連携協定を締結式」
青山市長と涌井学長がサインした協定書をもって記念撮影されています。
ですが、プロカメラマンの横から職員が撮影していましたので、上部の看板が中心に来ていません。
そこで、青山市長と涌井学長をピックアップしトリミングという技術で切り出しました。
また、露出補正や色調補正という技術を使用して、少し色合いや露出も修正して下のように加工しました。
どうでしょう。モチーフが引き立ったのではないでしょうか。この程度の加工なら、ものの数分でできるようになりました。
次の記事はこちら。
「演習林で丸太材の物色・・・」です。私が書いた記事です。
杉本先生は、目当ての丸太に目印を入れています。でもすこし気になる部分が・・・。
少し手間をかけ画像処理して、下のように修正しました。どこを修正したかわかりますか?
背後に映っていた、伊佐治先生と池戸先生が消えています。
林内では目立つように、赤いジャケットを着ていますが、写真に入ると中心モチーフから意識がそがれてしまうこともあります。
そこで、申し訳ありませんがその場にいなかったことにさせていただきました。
最後の課題は、ここまでの技術を用いて、野菜の素材を使って自分の顔を表現するというものです。レイヤーという概念も駆使して、自在に扱って作成していきます。
何人かの学生の作品を紹介しましょう。
どうですか?
どれも個性的で、確かに学生自身の面影があります。
情報処理の授業では、このような画像処理や、基本的なオフィスソフトの使い方、電子メールのマナーなど、社会人として身に着けておきたい技術を学びます。
准教授 辻充孝