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2022年11月28日(月)

信州大学の演習林で作業道開設および伐採搬出実習

エンジニア科2年生が信州大学の手良沢演習林で作業道開設および伐採搬出実習を行いました。

信州大学の演習林職員さんの指導の下、①作業道開設②伐採③造材の3班に分かれて実習です。

 

作業道開設の現場です。90年生の林分において、道と道との間隔が50m程度になるように作業道を計画していきます。

開設は0.1のミニバックホウを使って幅員2.5mに仕上げていきます。この現場は花崗岩が風化したマサ土なので、締固めが難しい現場でした。

 

 

伐採の現場は90年生のヒノキで、沢沿いのスギ、カラマツを伐採しました。直径は70~80cm程度の大径木もありました。

こちらの伐採木はヒノキですが、カラマツを伐採する機会はアカデミー演習林ではないので、貴重な経験でした。

 

伐採の後は枝払いです。

90年生のヒノキなので枝が太いです。はじかれないように慎重に枝払いです。

 

造材は、伊那地方の単価表をもとに2,3,4mに玉切りしました。

アカデミー演習林でこれほど大きい木を造材することはないので、いい経験をさせてもらいました。

切り曲がりやバーの挟まれなどなど…いろいろありますが経験して上手くなっていきます。

3日間にわたり、作業道開設から伐採搬出まで一連の作業を経験させてもらいました。大径木の伐採から造材まで普段できない経験ができました。信州大学の職員のみなさまありがとうございました。

 

林業専攻:杉本