いよいよ始動、森林利活用ゼミ
平成28年度の岐阜県立森林文化アカデミークリエーター科、今年から始まった5時限目の授業。
森林利活用分野と木材利用分野の「ゼミ」が始動しました。今日は森林利活用分野のゼミとして、2年生がどのような「課題研究」に取り組むのかを発表です。
発表者は田中さん、大野さん、石塚さん、國枝さん、森田さんの5名。
田中さんは「飛騨の特産品×薫製」による木材利用というもの。 様々な樹種で薫製してみた結果を基に商品開発や木材利用を考えるというもの。
大野さんは実家の家業である「林業」を引き継ぐための集材に的を絞り、その集材で利用される従来式の集材機と最新式タワーヤーダとの適応比較を検討するとのこと。
大野さんのご実家には、300m程度のスパンに張ることができるウッドライナーという最新のタワーヤーダがあるため、それと従来式の大型集材機稼働との運用について調べ、より効率的な集材作業を検討するとのこと。
國枝さんは、揖斐川町春日でのITビジネスにすべきか。金華山の植生情報や地質・地形・インフラ情報を盛り込んだGISに取り組もうか?・・・・・悩んでいます。
ほか、石塚さんは東北のアカマツを題材に、アカマツの管理に向かうべきか、木材利用に向かうべきかを悩み。
森田さんは木材流通を核に、スギノアカネトラカミキリに冒された枝虫材の不可価値化、黒心スギの有効利用に取り組もうと。意気込みを発表しました。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。