『森林植物同定実習2』で冷温帯樹木を学ぶ
エンジニア科2年生の『森林植物同定実習2』 今日は冷温帯の森林植物のうち、林業をする上で覚えておきたい樹木の同定実習のため、学校のバスに乗って高山市清見町に向かいました。
高山市清見町二本木には、岐阜県が設定した広葉樹の植栽試験地と広葉樹見本林が設定されています。
ここでブナ、ヤチダモ、ハリギリ、ミズメ、ミズナラ、イタヤカエデなど、森林文化アカデミーのある美濃市には分布しない樹種について、生育環境・樹皮・葉などを観察して樹種同定します。
谷沿いでメグスリノキを見つけた学生、三出葉で毛が多く、対生する?
「これはなんだ?」 ・・・「えっ、これがカエデの仲間?」っと言いながら図鑑を見て樹種同定。
途中、有用広葉樹とは言えませんが、大きな葉を持つ落葉広葉樹を見つけ仲間と図鑑で検索。
「ヒントは燃やすと泡が出る」とほとんど樹種名を言うようなヒントを出すが、検索するには何のヒントにもなっていない。全員が初めて見るアワブキに悪戦苦闘していました。
本日は霊峰白山もしっかり見えるほどの天気に恵まれ、樹木同定も順調に終えることができたのです。
さてさて、来週は高山市荘川町の広葉樹試験地で冷温帯樹種のおさらいです。来週も頑張りましょう。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。