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2017年12月29日(金)

「ぎふ木育指導員養成講座」が終了しました!

12/23(土)ぎふ木育指導員養成講座、全8回が岐阜県図書館で開催され、無事終了しました。

 

第二期受講生10人と高校生2人、大学生1人の13人が新たな『ぎふ木育指導員』として県内、外で活躍を誓い「わたしの木育宣言」を発表いたしました。

ぎふ木育指導員は「森の恵み」と「木の文化」を伝える伝道師を目指し森や木、木のおもちゃに関する知識を学ぶための様々なカリキュラム、多彩な講師陣、体験会を通して森のこと、木のことを知り、終了後は岐阜県内の木育伝道師として多くの活躍の場が待っております。

 

わたしの木育宣言

  受講生全員が「わたしの木育宣言」を発表しました。

 

岐阜農林高校から2人受講されました。

 

3年間の林業の勉強を生かし大学では森を舞台にした木育の場を作りたい。森の良さと適材適所を友達に伝え大学では枝葉を大きく広げ「60年後の岐阜の森づくりを目標に」と、力強い木育宣言で他の受講生から大きな拍手を頂きました。

 

私の木育宣言発表後、

東京おもちゃ美術館の星野副館長からは、話題提供として「演出」の重要性の講義と、全国の動向として

「関係人口」というキーワードを頂き、岐阜県にとって、とても示唆に富んだ内容でした。

また、岐阜県木育推進室の藤掛室長からは、

木育は「教える人が感動」すること、「子ども達と共感して働く事」を目指して欲しい。現在、県内に100カ所の木育広場を作っており、オープンが予定より遅れている「岐阜県木のふれあい館(仮称)」は必ずオープンさせると頼もしいお言葉を頂きました。

 

一期生から本年度の「活動報告」発表!

昨年度終了された一期生の小森さん、藤田さんからは本年度の活動紹介がされました。

 

 

講座のまとめは『四六時中×木育』松井先生の生活全てが木育と繋がっていることや、ぎふ木育30年ビジョン「木と触れ合い、木に学び、木と生きる」の意味、松井先生の実践である「MOTTAINAI工房」や「ぎふ木育カフェ」の取り組み、木でつくる事の可能性、林業と森づくりの課題などについて解りやすく解説していただきました。そのうえで、受講者の皆さんの四六時中と今回学んだ「木育」をどのように融合させていくか?問いかけられました。最後に、講座で学んだ事を生かし新たな挑戦を明日から早速して欲しいとエールが贈られました。

皆さんの活躍をご期待します。

クリエイター科 2年 田中 浩一

最終課題「私の木育宣言」は、素晴らしく刺激的な時間でした。「私の木育宣言」では、身の丈で次年度実現可能な計画をプレゼンテーションして頂きましたので、単なる修了書で終わらない・・・大学や児童館・保育園等での実践が期待されます。現在すでに『第3期ぎふ木育指導員養成講座』の企画が進行中です。2期生の皆さんが1年後のこの場所で活動報告して頂くその日を楽しみにしています。

「第2期ぎふ木育指導員養成講座(全8回)」講座主任:松井 勅尚