谷汲の聞き書き 進めています!
「山里を知る」の授業では、聞き書きを谷汲地域で行うにあたり、谷汲公民館の國枝館長様に大いなるご理解ご協力をいただいてます。
この場を借りてお礼申し上げます。
今回の話し手さん4名の方も、國枝館長様からご紹介いただきました。
長瀬、大洞、横倉(2人)に在住の皆さまで、77歳から91歳までの男性2名、女性2名です。
学生は6名が4チームに分かれて話し手さんのお宅を訪問し、2時間ほどお話をしていただきました。
事前にご了解いただき、お話を録音させていただきました。
皆様、初対面の学生に対してたいへん親切にお話をしてくださいました。ありがとうございます。
これ以降、学生は自宅や学校の空き時間を使い、文字起こし作業を行いました。この段階が最も時間を使う作業です。
話し手さんが話された通りに、方言や口癖なども含め、一語一句丁寧に文字化してゆくので大変根気の要る作業です。
その後、自分が注目した話、話し手さんが伝えたがっていた話など、いくつかの話題を選び、それに関する話をまとめて、読みやすくするための編集作業を行います。
さらに再聞き取りを行い、わからなかったことや漢字表記、さらに詳しい話を聞き、それを反映させた作品に仕上げます。途中読み合わせ会を行い、自分以外の作品についても、情報共有してゆきます。今回は、入門編ということなので、2つか3つのテーマに絞ったミニ作品作りとなります。(後期の実践編では、本格的な聞き書き作品に挑戦してもらう予定です。)
9月27日(火)9:45から谷汲公民館にて発表会を行います。
以上、報告は原島でした。