自力建設~初冬の陣~
5月に始まった自力建設も半年以上が経過しました。
上棟を終えた今、屋根、水場、床と完成目指して進めています。
そんな寒空の下、エンジニア科1年生の木造建築概論の授業で一緒に自力建設の作業とワークショップを行いました。
まずは、今年の自力建設に込めた想いとこれまでの経過を改めて説明しました。
特に、エンジニア科1年生の皆さんには屋根の板(野地板)の作成を一緒に行ったので、脚立に上って上から屋根を眺めたりもしてもらいました。
説明後は作業です。
今回お願いしたのはこれから仕上げに入る床のレベル合わせです。
仕上げ材のモルタルの塗り厚をなるべく均一にするべく、ツルハシ、スコップで地面を削ってもらいました。
きれいに一列並んだ作業風景にもチームワークの良さが現れています。
また、基礎と砂利の間に溝が出来てしまっていたので、今回出た余分の土でその溝を埋めていきました。
もちろん、埋めるだけでは雨天時にぬかるんでしまうので、みんなで踏み固めました。
こちらにもチームワークの良さが現れています。
作業後、一息入れた後はワークショップです。
今回は床の仕上げをどうするかをテーマに、自然について、美濃について、アカデミーについて、オアシスについて、様々な意見やアイデアを出してもらいました。
※「森と海をつなぐものは?」の質問に対する回答でした。個性がしっかり出ています。
今回のワークショップを踏まえ、今年の自力建設がより良いものになるよう、これからも頑張ります!
文責:クリエーター科1年 玉置