自力建設 公開コンペのプレゼンテーションに向けて
自力建設の学内の公開コンペが来週の5月30日(火)に開催します。
ここで、学生からの提案を学生、教職員がきき、コメントをつけて投票します。
投票数の多かった学生を設計者 兼 棟梁として、今年度の自力建設の実施設計がスタートします。
つまりこの公開コンペが非常に大事な第一歩となります。
クリエーター科の建築専攻の学生が急ピッチで計画をまとめ、図面や模型、プレゼンのスライドをつくろうとしています。
ここに、エンジニア科の林産業コースの2年生が助っ人として、自らの建築のプレゼン技術も学びながら参加しています。
まずは、敷地模型作りを始めようと考えましたが、等高線が無く、高低差がわからない。
測量からのスタートです。クリエーター科の木造建築専攻に指示のもと、測量ポイントを決めて計測していきます。
測定ポイントから、等高線を図面に書いていきます。
これでようやく敷地模型の段取りができました。
作業開始です。
エンジニア科の林産業コースの学生にとっては、初めての敷地模型ですが、みんなで3時間かけて、敷地とアカデミー校舎のモデルが出来上がりました。
これに、スタディ模型を置きながら、大きさや高さなどの検討をしていきます。
一方、木造建築専攻の学生は、、、
鹿の模型(下の写真の段ボールは鹿です!!)をつくって、仮設の壁をつくったりして、解体場の大きさをイメージしています。動作寸法や、平面的な大きさ、高さ、吊り下げ方など、実際の大きさに触れるとイメージがわいてきます。
計画時間も残り一週間。どんな計画が出来上がってくるか。
ご期待ください。
准教授 辻充孝