第3回 子どもワーカー全国交流フォーラム 今年も盛況でした。
現場や対象年齢にとらわれることなく、「子ども」に関する大人の横のつながりを作りたいよね!
そんな思いから生まれた「子どもワーカー全国交流フォーラム」の3回目が先週末にアカデミーで開催されました。
プレーワーカーや自然学校スタッフはもちろん、小学校、大学、学校支援プログラム、児童館、保育園、森のようちえん、などなど全国の様々な現場から32名の参加者が集まり賑やかな週末となりました。
恒例となった「陣取り合戦」でアイスブレークが終わり、自己紹介ややりたいこと共有を終えたら、チームビルディングを兼ねた「ハイシート移動」。重くてデッカイ小屋を、人力のみで、安全に、全員が方向性を共有しながら運びます。皆であ〜だこ〜だ言いながら、意見を交換しあいながら、無事移動することができました。昔はこうした仕事や作業がたくさんあったんでしょうね。。機械の発達のおかげで得たものと失ったものがあるようです。
その後は、翌2日目まで自由時間。ここは大人のプレーパークです。森で探検したり、薪を割ったり、食事を作ったり、チェンソークラフトをやったり。。。でもそうしている間も、焚き火や作業しながら各現場の課題や悩んでること、情報交換などが行われていました。遊びながらも、急に真面目なトピックスで語り合うこともしばしば。。
夜は、焚き火を囲んで語り合った後は、部屋の中で各自の活動の報告会。夜になっても真面目な時は真面目です。子どもたちを取り巻く異なる現場や環境を知り合うことができました。
プログラムもなく、誰がご飯当番とかなんて決め事もなく、でも32人は緩やかにつながりながら、好きなこともしながら、でも互いに快適な時間が展開していきます。そしてじっくりと交流していきます。昨年もこの場でできたつながりから新たなプロジェクトが生まれました。嬉しいことです。
途中、アカデミーの学生さんたちは、「やりたいこと」の一つとして、せっかく集まった人たちの前でインタープリテーションのプログラムの実践もさせてもらってました。そして参加者からしっかりとフィードバックをもらっていました。互いに学び合い、互いに育て合うこうした関係が良いですよね。
また伝承遊びを若者たちが真剣に習ったり、刃物の研ぎを教わったり。。互いのスキルを交換しあったり、次世代に伝えたりしていく場面もありました。
というわけで、締めくくりは昨年から始まった「修学旅行スタイル!?」での地面で輪になってのふりかえり。
「いろいろな場所でいろいろなことをしている人と会えて面白い」
「自分の中での選択肢が広がった」
「もっとこういうことしたい!に気がつけた」
「子どもと向き合うときに自分がわくわくすることの大切さを知った」
「普段学校では学べないことがたくさんあった」
などなど嬉しい感想がありました。
中には「2泊3日にしてほしい!」との声も。。
来年も、皆さんの声を参考に企画していこうと思います。
皆さん、子どもたちの現場に戻ってからも今回のことを思い出して毎日わくわくしてくださいね。」
なんちゃって先生
萩原ナバ裕作