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2016年12月21日(水)

武義高校生徒会さんから、門松をいただきました。

本日、武義高校の生徒会の学生さん4名と先生がアカデミーを訪れ、川尻副学長に立派な門松を贈呈されました。

 

 

 

ここに至る経緯について簡単に報告します。

アカデミーのエンジニア科1年生の授業で「森林環境教育概論」という科目があります。

森林環境教育とはなにか?また、その目的や方法について、身近な実践例を通じて、それらを学ぶ授業です。

岐阜県立武義高校は、アカデミーのすぐ近くにありますが、今まで両者の交流機会はほとんどありませんでした。

 

武義高校では、例年生徒会が中心となり、身近な材料で生徒が門松を作り、年末に道の駅で販売し、その売上金をユニセフに募金する活動を続けてきました。

今年もその活動を継続することになりましたが、その材料である竹や松の葉を集めるのに毎年苦労されています。

美濃市で森林ボランティア活動を続けておられるアカデミーOBのFさんは、その事情を知り、昨年から武義高校の生徒会の活動を支援しておられました。

そのFさんから同じ市内の学校としてアカデミーにも協力してもらえないかと相談がありました。

身近な森の恵みを利用した森林環境教育活動に直接関わることは、この授業の主旨に沿うところでしたので、アカデミー学生が得意とする部分で協力参加することになった訳です。

具体的な活動としては、武義高校の生徒さんも加わって、竹林の間伐作業と発生した竹材を運び出しました。(所有者の許可をもらっています。)

 

 

 

美濃市の森に生えているアカマツの枝を切り、葉を採取し、学校まで持ち込みました。(所有者の許可をもらっています)、

 

 

 

武義高校での門松作りにアカデミーの学生が参加しました。

 

全員が初めての体験なので、生徒さんに一から作り方を習っています。

初めは緊張気味でしたが、少しづつ打ち解けたムードになり作業も流れ始めました。

 

予定通り50ヶ近く作り上げることができました。

 

話が最初に戻りますが、その共同作業のお礼としてアカデミーへの訪問と完成した門松の贈呈になったわけです。

 

このように地域の学校同士がコラボレーションして、身近な森の手入れから発生した資源を有効活用して社会貢献できるという学びを提供していただきました

話をつなげてくださいましたFさんはじめ、快く受け入れていただきました武義高校の先生、生徒の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

なお、この門松は、年末に道の駅「うだつ茶屋」で販売されるそうです。例年即日完売になる人気商品ですので、お近くの方はお見逃し無く!

以上、報告は原島でした。