揖斐 森のようちえん&森のあそび広場に400人!
6月に開催して大盛況だった揖斐川町と森林文化アカデミーとの連携イベント「子どもと森のじかん」の第二弾が10月9日(日)に揖斐川町谷汲緑地公園で開催されました。当日は、全国育樹祭1周年記念大会との同時開催で、緑地公園は子どもからオトナまで沢山の人でにぎわいました。
今回は、前回のような超大型イベントというよりは、森のようちえんについてもう少しじっくりと体験してもらいたいと思い、15名の定員を設け、午前と午後、15名程度のグループ2つが、揖斐の森を散策しながら2時間の森のようちえんプチ体験を実施しました。
当日の朝、雨がしとしと降っていたので心配していたのですが、そんな心配をよそに事前に予約してこの日を楽しみにしていた親子がわんさと森にやってきました。事前予約制の森のようちえんとは別に、森の空間を活かした「森のあそび広場」も展開。当日ぶらっと来た子どもたちが、森の中で基地をつくったり、焚き火やロープで遊んだり、トンカントンカン工作したり、それはそれは自由な空間が森の中に広がっていました。
終了後に受付で書いてもらった「承諾証」の人数数えたらなんだかんだ言って400人もあそびに来てくれてました(笑)。これにはスタッフもビックリ。
森のようちえんプチ体験では、リヤカーを改造した「森のようちえん号」に乗っていざ森へ。森の神様に挨拶してから森に入ると、子どもたちは目をキラキラさせながら、いろんな色のキノコや不思議なニオイの葉っぱ、木の実や、ミミズ、ヒル(笑)、バッタ、コオロギなどなどた〜くさんのものを見つけてくれました。途中道無き道(つまり斜面)を登ったり、下りたり。自分の背丈よりもず〜っと高い草むらを歩いたり、険しい道をはいつくばったり。
あっという間に2時間過ぎて、ポケットにたっぷりとドングリやらはっぱやらいろいろ入れてお父さんやお母さんの待つ場所へ。森に入る前とはぜんぜん違うステキな顔で戻っていきました
「子どもが最高の笑顔で遊んでいたこと。本当に楽しそうで見ていて嬉しかったです」
「子どもの笑顔がいつもと違うように感じました」
と、アンケートにあったお父さんお母さんからのコメント。
森ってこんなにみんなを幸せにしちゃうだけのスゴイ力を持っているんだなぁ〜と改めて実感した1日でした。
今後はそんな揖斐の森を舞台に「親子おさんぽ会」が活動を始めます。そしてこれからゆっくりゆっくりと素敵な「森のようちえん」に成長していくのが楽しみです。
あそびに来てくれたみなさん、当日スタッフとしてお手伝いに来てくれたみなさん、そして揖斐の森の神様、ありがとうございました。
なんちゃってせんせい 萩原ナバ裕作